バブルの一端を味わいたい
某やっほーオークションでこの前KENWOODのXK-7MDが出ていたと思ったら、今度はROXYなんかが。
ROXYはALLORAの前に販売されていたモデルで、デカいバブルコンポとしか知識がなかった。
KENWOODにはさらにエンスーなエスパスというモデルもあったけど、
こちらはあまりに高額過ぎて一般的でなく、中古でもなかなか流通しているのを見ない。
今回見つけたのは、ROXYの最終モデルでLDモデルのもの。それにオプションのオムニスピーカーとウーファー付き。
4半世紀も前のモデルがよく出てきたなと感動。
音質なんかは今愛用しているAccuphaseのセットや、下手をしたら
サブで使っている超小型で重さ3.4kgしかないMarantzのM-CR611なんかよりも劣るかもしれない。
だけど90年代のものは、何か浪漫のようなものがある。無駄に豪華だったり、誰得?ってのを平気で出していたり。
今回のLDなんかもそう。映像ならブルーレイはおろかDVDにも負けそうだし、
CDよりデカいディスクを回す訳だから駆動音とか大きそうだし。CD-Rにも対応しているか不明だし。
何よりデカくて邪魔になりそうな。
だけどそんなものを差し引いても、やはり惹かれるものがある。調べれば調べるほど魅力的に見えてくる。
調べていて興味深いページを見つけた。
https://www.facebook.com/バブコンライフ-バブルコンポのある暮らし-2058799750837069/
https://bubblecompo.com/
こちらの筆者さんは単に聴くだけでなく、調整するノウハウを持っていたり、手間をかけて清掃をしていたりと、
まさにバブルコンポを愛しているように見受けられる。
ちなみにバブル期は1991年までとなるようなので、今回出てきたROXYは正確にはバブルコンポとは言えないかもしれない。
実際調べてみると、バブルコンポとしてのROXYはJ7までのようで、それ以降はプラ外装等のコストダウンがされている様子。
だけど、もう出ることはないものだしね。出ている金額では高過ぎるように見えるけど、
これが半額くらいまでに下がったらいっちゃうかも。
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