2019年09月21日
対称な二つの山を登る。甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳③
予定通り今日は仙丈ヶ岳の方へ。

まだ薄暗いのでヘッドライトを付けて登る。若干強力なものにしておいて良かった。

つづら折りの樹林帯を登ると分岐に。馬の背コースは楽で小仙丈ヶ岳コースは見晴らしが良いらしい。となれば決まりだ。

この日は快晴。6合目から昨日登った甲斐駒ヶ岳を眺める。

地味に体力を使う。

少し登っていくと、鳳凰三山と北岳、それに富士山が見える。

小仙丈ヶ岳。もうここでも満足してしまう。

槍穂高や白馬三山がよく見える。朝のうちはその奥に白山なんかも。

8合目。昨日の疲れが取れ切れていないようだ。若干足が重い。

そんなときに天然のオコジョ?動きが速く、とっさに絞りを開けたにも関わらず、止めることができなかった。

甲斐駒ヶ岳鋸岳と奥に八ヶ岳。あまりの景色の良さに何度も足を止めることになり、まともに進むことができない。

仙丈ヶ岳山頂までもう少しだ。

山頂からの鳳凰三山方面。

登ってきた路を眺める。

大仙丈ヶ岳?への稜線は綺麗だけど、今回はいいかな。

仙丈小屋。よし、今日のバスは諦めてカレーを食べてしまおう。
そこには登るときに何度か追い付き追い付かれしていた兄さんが。せっかくなのでご一緒させてもらうことにした。
彼は愛知から来ているらしい。今日の朝3時だかに来て3時半からバスに並んでいたとか。
連休の南アルプスはやはり調べていたとおりのようだった。
山の話となると話は弾む。いくつかの沢のような滝のようなものを超えて話しながら降りていくと、北沢峠と長衛小屋への分岐に。
うーむ。これ、走れば間に合うな。何とも微妙。のんびり降りて生ビールとおでんでゆっくりして明日帰っても良い。
けど、何故か走ることにした。となれば、2:30過ぎにはテント場に着く。

ぎっちりだな。急いで撤収することにした。大きめのテントで2人分場所使ってるからね。
4時のバスに彼の姿はなかった。3時のに間に合ったのだろう。
やはり個人的には北アルプスの方が好みだけど、甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳どちらも想像していたよりも良い山だった。
また機会があれば来てみよう。

まだ薄暗いのでヘッドライトを付けて登る。若干強力なものにしておいて良かった。

つづら折りの樹林帯を登ると分岐に。馬の背コースは楽で小仙丈ヶ岳コースは見晴らしが良いらしい。となれば決まりだ。

この日は快晴。6合目から昨日登った甲斐駒ヶ岳を眺める。

地味に体力を使う。

少し登っていくと、鳳凰三山と北岳、それに富士山が見える。

小仙丈ヶ岳。もうここでも満足してしまう。

槍穂高や白馬三山がよく見える。朝のうちはその奥に白山なんかも。

8合目。昨日の疲れが取れ切れていないようだ。若干足が重い。

そんなときに天然のオコジョ?動きが速く、とっさに絞りを開けたにも関わらず、止めることができなかった。

甲斐駒ヶ岳鋸岳と奥に八ヶ岳。あまりの景色の良さに何度も足を止めることになり、まともに進むことができない。

仙丈ヶ岳山頂までもう少しだ。

山頂からの鳳凰三山方面。

登ってきた路を眺める。

大仙丈ヶ岳?への稜線は綺麗だけど、今回はいいかな。

仙丈小屋。よし、今日のバスは諦めてカレーを食べてしまおう。
そこには登るときに何度か追い付き追い付かれしていた兄さんが。せっかくなのでご一緒させてもらうことにした。
彼は愛知から来ているらしい。今日の朝3時だかに来て3時半からバスに並んでいたとか。
連休の南アルプスはやはり調べていたとおりのようだった。
山の話となると話は弾む。いくつかの沢のような滝のようなものを超えて話しながら降りていくと、北沢峠と長衛小屋への分岐に。
うーむ。これ、走れば間に合うな。何とも微妙。のんびり降りて生ビールとおでんでゆっくりして明日帰っても良い。
けど、何故か走ることにした。となれば、2:30過ぎにはテント場に着く。

ぎっちりだな。急いで撤収することにした。大きめのテントで2人分場所使ってるからね。
4時のバスに彼の姿はなかった。3時のに間に合ったのだろう。
やはり個人的には北アルプスの方が好みだけど、甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳どちらも想像していたよりも良い山だった。
また機会があれば来てみよう。
2019年09月19日
対称な二つの山を登る。甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳②
北沢峠を拠点として甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳を登る場合、ブログ等でよく書かれるのが
「体力的に余裕がある仙丈ヶ岳の方を先に登った方が良い」といった内容だ。
山仲間の一人も「仙丈の方はコースタイムの7,8時間くらいで降りてくるけど、駒の方は10時間以上かけてる人がザラだよ」と言っていた。
となれば決まりだ。先に甲斐駒ヶ岳に行こう。

長衛小屋からスタート。沢沿いから気持ちの良い傾斜の緩やかな登山道を歩く。

すぐのところにある仙水小屋を抜けると、苔に覆われた静かな登山道を行くことになる。何とも神秘的だった。
南アルプスにはほとんど来ないけど、この水が豊富で綺麗な種類のある苔を眺めながらのコースは南ならではなのかもしれない。

そのままのんびり歩くと、岩の転がった登山道へ出る。

仙水峠までは傾斜はほとんどないと言っても良いと思う。そしてここからでも綺麗な雲海が。

ここから若干傾斜が出てくる。それにしても鳳凰三山と栗沢山へ打ち寄せるかのような雲海の見事なこと。

駒津峰。甲斐駒ヶ岳や摩利支天、鳳凰三山など見晴らしが良い。ここまででも十分満足してしまう。

そこから直登ルートへ。こちらへ来る人は少ない。来てみて分かったのが、ここは狭くザックが引っかかる。
さらに僕の場合は足が大きいため(馬鹿の大足?)、登山靴も引っかかる。皆巻き道に行っているのはそれが理由なのかもしれない。

山頂からの眺めは、今日は360度雲海。鳳凰三山と富士山。富士山が見えるとテンションが上がるのは日本人ならではか。

白峰三山。いつか行ってみたい縦走路だ。

仙丈ヶ岳。明日行く予定。実は甲斐駒より高い。

鋸岳方面。こちらに行くには最低でもビバーク装備が欲しい。

八ヶ岳。帰りに赤岳に行くのも良いな。

山頂でゆっくりしてから摩利支天へも立ち寄る。

帰りは双児山方面へ。

何気にこの下りがキツい。こちらから登っていたら、余計に体力を持っていかれていただろう。
今日は北沢峠まで降りて、テントでゆっくり。③へ続く。
「体力的に余裕がある仙丈ヶ岳の方を先に登った方が良い」といった内容だ。
山仲間の一人も「仙丈の方はコースタイムの7,8時間くらいで降りてくるけど、駒の方は10時間以上かけてる人がザラだよ」と言っていた。
となれば決まりだ。先に甲斐駒ヶ岳に行こう。
長衛小屋からスタート。沢沿いから気持ちの良い傾斜の緩やかな登山道を歩く。

すぐのところにある仙水小屋を抜けると、苔に覆われた静かな登山道を行くことになる。何とも神秘的だった。
南アルプスにはほとんど来ないけど、この水が豊富で綺麗な種類のある苔を眺めながらのコースは南ならではなのかもしれない。

そのままのんびり歩くと、岩の転がった登山道へ出る。

仙水峠までは傾斜はほとんどないと言っても良いと思う。そしてここからでも綺麗な雲海が。

ここから若干傾斜が出てくる。それにしても鳳凰三山と栗沢山へ打ち寄せるかのような雲海の見事なこと。

駒津峰。甲斐駒ヶ岳や摩利支天、鳳凰三山など見晴らしが良い。ここまででも十分満足してしまう。
そこから直登ルートへ。こちらへ来る人は少ない。来てみて分かったのが、ここは狭くザックが引っかかる。
さらに僕の場合は足が大きいため(馬鹿の大足?)、登山靴も引っかかる。皆巻き道に行っているのはそれが理由なのかもしれない。

山頂からの眺めは、今日は360度雲海。鳳凰三山と富士山。富士山が見えるとテンションが上がるのは日本人ならではか。

白峰三山。いつか行ってみたい縦走路だ。

仙丈ヶ岳。明日行く予定。実は甲斐駒より高い。

鋸岳方面。こちらに行くには最低でもビバーク装備が欲しい。

八ヶ岳。帰りに赤岳に行くのも良いな。

山頂でゆっくりしてから摩利支天へも立ち寄る。

帰りは双児山方面へ。

何気にこの下りがキツい。こちらから登っていたら、余計に体力を持っていかれていただろう。
今日は北沢峠まで降りて、テントでゆっくり。③へ続く。
2019年09月18日
対称な二つの山を登る。甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳①
夏休みを取得し、まずは拠点となる北沢峠へ。
南アルプスはマイカー規制が厳しく、バスに乗るのに苦労するらしい。これは前乗りするしかない。
平日最終の16:20のバスは余裕があるけど、それでも満席に近い。17:00過ぎ頃着いて、さっそく陣幕。

ここ長衛小屋はバス停から徒歩15分ほどの所にある。そのためキャンプ用のテントでも持ってくることができる。

とは言え、張れる場所が広大な訳ではないので、これくらいの大きさが実質限界だろう。

ここの美味しいところが、生ビールがあることのうえ、このおでんの種だ。8種も入ってお値段500円。さらに味がしみている。

水は南アルプスの天然水が汲み放題で、近くにトイレもあり下手なキャンプ場より快適。
②に続く。
南アルプスはマイカー規制が厳しく、バスに乗るのに苦労するらしい。これは前乗りするしかない。
平日最終の16:20のバスは余裕があるけど、それでも満席に近い。17:00過ぎ頃着いて、さっそく陣幕。

ここ長衛小屋はバス停から徒歩15分ほどの所にある。そのためキャンプ用のテントでも持ってくることができる。

とは言え、張れる場所が広大な訳ではないので、これくらいの大きさが実質限界だろう。

ここの美味しいところが、生ビールがあることのうえ、このおでんの種だ。8種も入ってお値段500円。さらに味がしみている。

水は南アルプスの天然水が汲み放題で、近くにトイレもあり下手なキャンプ場より快適。
②に続く。
2017年07月19日
憧憬れの一つ
南アルプス鳳凰三山へ。

スタートは青木鉱泉。長丁場となること必至のため前泊。珍しく宴会は2人。これもまた良い時間だ。

三山の前に三滝を見る。登りはドンドコ沢から。まずは南精進ヶ滝。

途中、珍しい植物が。

白糸の滝。


五色の滝。滝壺まで歩け、飛沫がシャワーのよう。

鳳凰小屋で見かけた珍しい植物。葛に似ているが、食虫植物ではないらしい。

ザレ場の急登を登り辿り着く。オベリスク。これが見たかった。

昼頃から天気は回復し、甲斐駒が良く見える。山頂には雲がかかったか。

そして富士山も顔を覗かせる。


地蔵岳から観音岳へ歩くと北岳が。

歩いてきた道を振り返るのも良い。オベリスクがよく見える。

薬師岳へ。綺麗な稜線だ。

薬師岳山頂は広場になっている。そのまま中道へ下山。
良い山だったが、次に来るならテントを持ってこよう。

スタートは青木鉱泉。長丁場となること必至のため前泊。珍しく宴会は2人。これもまた良い時間だ。

三山の前に三滝を見る。登りはドンドコ沢から。まずは南精進ヶ滝。

途中、珍しい植物が。

白糸の滝。


五色の滝。滝壺まで歩け、飛沫がシャワーのよう。

鳳凰小屋で見かけた珍しい植物。葛に似ているが、食虫植物ではないらしい。

ザレ場の急登を登り辿り着く。オベリスク。これが見たかった。

昼頃から天気は回復し、甲斐駒が良く見える。山頂には雲がかかったか。

そして富士山も顔を覗かせる。


地蔵岳から観音岳へ歩くと北岳が。

歩いてきた道を振り返るのも良い。オベリスクがよく見える。

薬師岳へ。綺麗な稜線だ。

薬師岳山頂は広場になっている。そのまま中道へ下山。
良い山だったが、次に来るならテントを持ってこよう。