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2024年10月30日

例のいつもの町役場職員と飲んだ

久々書く、このシリーズ。毎度ブラックなネタを提供してくれる彼には頭の下がる思いです。
もちろん今回もブログ掲載許可は取ってあるので書かせてもらいま。

彼にしては珍しい愚痴があった。
彼は就職氷河期世代の最後の生き残りと言って良いだろう。
彼の就職の少し後くらいから雇用環境が改善していって、今では完全に労働者の売り市場になっている。
ここ数年では至る業種で労働者の確保が課題となり、
雇えた若手を如何に辞めさせないかが一つの企業目標になっているようだ。
そこに皺寄せが来ているのが就職氷河期世代らしい。
彼が企業から若手への電話の取次ぎを行い、その若手は研修中で戻りは18時予定だったことから、
相手方の都合を確認し、若手が戻り次第連絡をすることで良いか承諾を得たらしい。
そこで彼の先輩方から言われたのが『18時に戻って来て、残業させるのか?可哀そうだろ』とか。
話しを聞くと、彼は後から後から入ってくる仕事に追われて、家に帰ってくるのが20時21時になることが普通らしい。
それに加えて深夜1時半に呼び出されて、対処のしようがない不毛な現地確認をしたのも1度ではないらしい。
土日さえも、いつ呼び出しがかかるか分からないから、市外に出ることさえも憚れるとか。
さらに、彼が定時で帰ろうとすると、上司から『なんで!?(正気か?何言ってるんだ?)』
と詰められるのが常態化していたそう。
その差を思い、「何か頑張るのがアホらしくなった」と彼は漏らしていた。

その彼は町役場ではエース級なのだろう。県職員と仕事をすることもあったらしく、
同様なことを県職員から漏らされたと溢していた。
『ここまで酷使されて、まだ俺達(就職氷河期世代)は働かされるのか』と。

就職氷河期世代。
元々彼はエリートで、東大進学もしている高校で模試では文系2位を取ったこともあるらしく、
東北大の法学部くらいではC判定(厳しめの模試らしい)で、第一志望は京都大の法学部だったそうで、
こちらからしたら雲の上の人のような存在だ。その時代はたぶんうちらが通った時代よりも
更に受験戦争が過熱していた世代だったような気はしている。
そんな彼が(言ってしまっては大変失礼だけど)一介の町職員なんかをやっていたりもする。
それも使い捨てな感じでだ。傍から見ていて本当にもったいなく感じる。
彼は今年就職氷河期世代対象の就職試験を受けたと教えてくれたけど、
個人的に思うのは、その職員の経験とかを活かして、県議とかにでも立ってくれると
一県民としてもありがたいとは思った。まあ、彼は嫌がるとは思うけど。
また飲み過ぎて泥酔で何言っているか分からなくなっているのでこのへんで。オヤスミー  


Posted by 774RR at 22:28Comments(0)那須岳以外

2024年10月29日

キターーーー

10年以上良いなあと憬れながらも、価格の面から手が出せないでいたもの。

思い切っていってみたり。と言うのも、12月にモデルチェンジするので、今処分価格になっている様子。

某ヨド〇シにて。「展示品以外は完売ですやろか?」
「エラいすんません、このモデルは完売ですわ。ん?ちょい待ってもらえます?倉庫にありそうですわ」
「ほんまですか?お値段なんぼですやろ?」「価格ではこれですな。本部に確認してきますわ。」
ポイント還元を入れると初値から25%近く引いてある感じ。そんなでぽちってみた。

茶の間に運んでもらった。思った通りデカい。重さも100kgくらいあるらしい。
素人ではどうしようもないやね。

さっそくかかってみる。と、これは至福の時間だ。
高かったけど、疲れて帰ってきて、風呂にお湯を張る時間にちょっとした自分へのご褒美が毎日味わえる。
何度か使って今はコリがない状態だけど、この充足した時間を満喫できるのは満足度が高い。
比較検討として、少しだけ安い下位モデルも試したけど、
その金額差よりも満足感の差が上回っていたのでこちらを選んだ。
ボーナス分先食いした感じだけど、これだけ仕事で耐えているのだから、たまに贅沢も良いやね。  


Posted by 774RR at 22:30Comments(0)那須岳以外

2024年10月28日

毎年恒例だけど

この時期の那須岳は夜中0時に駐車場が埋まる。毎年前泊で行っていたけど、今回は泊まれなかったのでバイクで。

車で行っていたら、あと30分~1時間は着かなかっただろう。

完全に秋の山に。

やっぱり下の方が紅葉。2週間くらい遅かったか?

それでも久々来た峰の茶屋。ここからの眺めは相変わらず良い。

今回は姥が平が目的地。

ひょうたん池と姥が平が見えてきた。

那須岳も崩れたなあ。

今日は大倉三倉流石山も綺麗に見える。

姥が平に行く前にV字谷に寄ってみる。

やっぱり紅葉は終わってるよね。

まあ、せっかくだからひょうたん池の逆さ茶臼を眺める。

いつもは珈琲だけど、なんとなくフレーバーティーを飲んでみる。

今日は山頂は目指さずにお帰り。たまにはそんなのも良いかな。
本日の歩数:15,079歩。本日の走行距離:約150km。  


Posted by 774RR at 22:48Comments(0)那須岳

2024年10月21日

蝶からの帰りに


せっかくだから海沿いを流す。

これだけ天気が良いので、上は開けて走ろう。

やっぱりシーサイドライン、好きだな。

ついでに帰りに水上温泉に寄ってお帰り。
今回の走行距離:837km。  


Posted by 774RR at 22:22Comments(0)

2024年10月20日

槍穂望む大展望台 蝶ヶ岳二日目

山の朝は早い。3時頃からか外ではバタバタ始まる。3時?ちと早過ぎやしないか?

こちらは日の出前までゆっくりしてから起きる。と、テントが凍り付いていた。
重かったけどオーロラライト750を持って行って良かった。
夜寒いということは一切なく、ヘタをすると暑いくらいだったのだ。

昨日雨降っていたということは、この雲海。雲の海の中から八ヶ岳?が。

常念にも雲の波が打ち寄せる。

空の色が白んできた。

穂高が徐々に照らされていく。

この光景も久々だ。

テント、減ったな。ピークハントも良いけど、この絶景を堪能するのも良いと思うけどね。

まあ、楽しみは人それぞれ。

きたきた。

御来光だ。

海から昇ってきてる感じが。

この光景は、いつどこの山頂から見ても良い。

本当に来て良かった。

日が昇りきる。

それにしても雲一つないな。

椅子を持って来て、歩いた登山道とか稜線を眺めていると、昨日の兄ちゃんが。

あんた最高だよ。彼らは去年?表銀座を歩いたそう。実は僕は大天井には行ったことがない。
彼は朝食にとテントに戻って行った。うーむ。先に雲海を眺めながら食べちゃったな。
食事もできたらご一緒したかったところだったけど、仕方ない。

とか思っていたら、後でテントでばったり会ったときに聞いたのが、彼は朝食を持って、
先の場所に来てくれていたのだった。どうやら先に帰ってしまったと思ったらしい。

今日は休みが取れず降りるだけだから、それなら山頂でゆっくりしたい。3時間はのんびりしていたんじゃないかな。

名残惜しいけど、降りないと。それにしても、苔とか綺麗でなかなか先に進めんね。

昨日キツかった登りの階段。下りもまたキツい。

前来た常念→蝶では楽に降りられたけど、やっぱり体力・筋力共にごっそり落ちてるなあ。

昨日来たときは、ひょいっとしゃがんで飲めたけど、今日はしゃがむのもキツい。

やっと降りてきた。そして、ここからの駐車場までがキツい。
今日はここから白馬を通り越して妙高へ。本日の歩数:25,966歩。  


Posted by 774RR at 23:07Comments(0)北アルプス

2024年10月16日

槍穂望む大展望台 蝶ヶ岳一日目

どうしても来たかった。休みの日は実質家に軟禁状態で、県内であっても遠出する場合は申し出制。
北アルプス行ってきます!なんてとてもじゃないけど言えない状況だった。
けど、今回の連休は呼び出される要素は限りなくゼロに近い。行っちまおうぜ。
呼び出しがあったら謝っちまえば良い。
思い立って、金曜日の夕方に準備して仮眠を取ってから3時に家を出発。

珍しく高速を使って、三股駐車場に着いたのが7時くらい。さすがに第一駐車場は満車。
第二駐車場の奥がギリいける。この前はまゆみ池だと思ったから、少し楽だ。

ああ、懐かしい。久々に山に来れた。それも玄関口とは言え、大好きな北アルプスだ。

北アルプスの南の方は猿が多い。場所は少し離れるけど、上高地の奥の方では見ないことの方が珍しい。

この沢を見るのも久々だ。

いつもはコンパスで登山届を電子で提出してるけど、今回は手書きで書いて提出。

前回はここを右に登って常念から蝶へ。今回は休みの都合で1泊なので、真っ直ぐ蝶へ。

この吊り橋が蝶への入り口な感じがする。

まずは緩やかな苔とシダの綺麗な登山道を歩く。

進んで1km弱のところが最後の水場。力水。一口飲んでいこう。

前回は下りで使って、これは登りだとキツいかとは思ったけど、確かに全くその通りだ。
ひたすら傾斜のある階段が続くので、何気に体力を持っていかれる。

ゴジラみたいな木も久々だ。

ん?ガスかかっているな。これ、まさかとは思うけど、ガス上がってきて雨とか降らないよね?

毎週に近く那須岳に通っていたのが、今年度からはほとんど家に軟禁状態。
さらに深夜呼び出しも常態化。自分で思っていた以上に体力はごっそりとなくなっているようだった。
何気にかなりキツい。

念願のベンチ。三股コースは休憩場所が少ないような気はする。

それにしてもシダめっちゃ育っているなあ。

蝶沢。ヒュッテまであと2.4kmか。ここで休憩する3人のグループさんとは、蝶への路で何度か会うことになる。

と言うのも、こちらは久々の山な上に、テント場で快適に過ごしたいからマット2枚に
インサレーション2枚とハイバックチェアにテーブルに重めのDAPとモバイルバッテリーに、
今回はレンズ2本を持って来ていてとにかく進みが遅い。けど、基本休まないで歩く。
そのグループさんはよく休憩を取っているようだったけど、後から聞いたところ
お腹が空き過ぎて10分毎に行動食を食べていたらしい。
だけど、その足を止めて行動食食べて話したりとか、そういったのも楽しいんだよね。

それにしても、このルートだと階段が終わらんね。

景色が変わった。これはもう少しだ。ん?まさか…雨?降る要素はなかったハズだけど…。

テント場に出た!県警の人が何か講和みたいものをしているようだ。聞いてみても良いけど、雨が心配。

ヒュッテで手続きをして、テントを設営し終える前に雨が。
うーむ。生ビール飲んでゆっくりしたかったけど。てか、フライの張網さえやってないぞ。
まあ、仕方ない。とりあえず昼寝でもするか。

雨の音が消えて起きてみると

この絶景。穂高には雪が降ったようだ。

寝過ごさなくて良かった。

常念がまた威風堂々としていて良い。

写真として、人が入っても良いかもしれない。

テント場はまあまあ混んでいる。とは言え、最近の岳沢とかよりかはまだ余裕はあるか。

久々大キレットに行くのも良いなあ。とか眺めていたら、先ほどのグループの人が。
「良かったら3人で撮りましょか?」大抵は3人グループだと、2人ずつの写真になることが多いだろう。
風景専門の写真家で人はほとんど撮らない素人同然だけど、記念写真としてはそれでもあると良いかもしれない。
「そらおおきに。良かったらこちらも撮りまっせ」「あー、僕はかまへんわ……あ、ほなやっぱお願いしますわ」
普段は撮られるのは好きではなく、断っていたけど、今回は何か撮ってもらった。
そして

短い時間ではあったけど、僕は知己を得た。
一緒に写りに来てくれたのが、とにかく嬉しかった。初対面で馴れ馴れしかったかもしれない。
けど、日々のブラック企業での奴隷のような生活から、人間の感情を取り戻したかのような、
その嬉しさからつい彼の肩を抱いてピースサイン。彼も僕の高揚感に応えてくれて一緒に笑顔に。
本当に刹那の時間だったけど、その時彼は最高の友だった。

日は傾き、穂高連峰のシルエットが浮かび上がる。だめだ。。とてもじゃないけど
涙が堪え切れない。ずっと来たかった。抑圧されて灰色だった感情に色が戻る。
生きるのを辞めなくて良かった。生きていれば、この最高の景色に逢うことができる。
そしてまだ見ぬかもしれない友にも会うことができる。
ブラック企業と状況に壊される寸前だったかもしれない。けど、その前にここに来て良かった。

そして念願の北アルプスでの生ビール。
カメラのレンズが曇ってしまってこんな感じだけど、これも北アルプスの魅力の一つ。

ついでにget。松本の酒とのコラボらしい。

テントに戻ってまったり飲み食い。とっておきの白州12年モノを持ってきていたので、
彼らと飲み食いできたら最高だったけど、テントの場所を聞いておくのを失念。
夜に何度か起きたけど、星空は昨日の方が良さそうだった。そんなで本日の歩数:25,175歩。  


Posted by 774RR at 23:42Comments(0)北アルプス

2024年10月04日

奇跡

完全に泥酔しながら、久々某やっほーオークションを見ていたら、
なんと30年近く前のコンポが一部未使用である…ような気がする。
その後のことはよく覚えていない。



何か届いた。
これは昔憧れて、27年超しで夢を叶えてgetしたXK-7MDの次の年のモデルXL-7MDだ。
https://kaeri.naturum.ne.jp/e3441683.html
当時は、今では考えられないことに1年でモデルチェンジをしながらコンポを作っていたのだ。

開けてみる。確かに未使用のようだ。

まじか…。

特に希少性の高いMDとカセットデッキが未使用というのが大きい。
けど、残念ながらこのMDのケーブルは専用品。

うおっ!?かっけー!!

XK-7MDも好みだったけど、さすがはその後継。現代の技術でまた作って欲しいところ。

このモデルはこのスピーカーの木目がまた美しい。

普通は30年も前のモデルとなると、雪のような埃が積もっているところ。
この輝きは満足度が高い。

当時エントリーモデルを買って聴きまくっていたけど、このロゴがまた所有感を擽ったものだったなあ。

さっそく聴いてみる。ん?左の音が出ていない!?
さすがに古いもので、接触不良を起こしているようだ。何度か後ろに回って調整してみる。

うーむ。
ここのところ、オーディオはずっと中古を使っていた。
古いものとは言えやはり未使用は未使用か。スピーカーの鳴りもMDの入りもヤレていないようで、
張りのある疲れていない音だ。
これは良い。けど、こうなってくると使用されていたアンプ部とかも探したくなってくる。
そして聴いていると、まさに昔の定番のドンシャリ音だ。懐かしくて嬉しくて涙が出てきそうになる。
純粋な音質で言えば、今メインで聴いているAccuphaseとB&Wの組み合わせには足元にも及ばない。
だけど、昔の思い出補正と言うか憧憬と言うか。何か味のようなものが物凄く魅力的に感じる。
今XK-7MDはCDトレイが出てこなくなってしまい、MIDI再生用になっている。
XL-7MDは洗濯物を干したりするときに音がないと寂しいから、その時に愛用しよう。

それにしてもなあ。つくづく何故当時頑張って小遣いを貯めてgetしなかったのか。
それだけが悔やまれる。  


Posted by 774RR at 23:19Comments(0)オーディオ