撤退
3時くらいまでなら何とかもつかと思って来た那須岳。
12時でこれ。と、見知った顔が3人と1人。向こうは気付いていなさそうだ。バイクが今月から変わったからね。
ヘルメットを取ると、速攻でバレた。今日は、どこに住んでいるのかもお互いに知らない山仲間たちと会えただけでも良しとしよう。
MさんもHさんもバイク乗りだったそう。Mさんは終始「かっけー」。正直まんざらでもない。
今のバイクはマスの集中化と合理化のため、昔のバイクにあった伸びやかな感じのものがなくなっている。
昔からバイクに乗っているものからすると、正直寂しいものがある。
趣味のものなのだから、見た目も重視してくれても良いんじゃないかね。
それにしてもまさかの峰の茶屋までも行かずの撤退。
そういえば今日はメンズデーか。映画を観に行こう。
渋滞しない道を選んで走ると、かなり北の方に出てしまったようだ。
観るのは『新聞記者』。
http://shimbunkisha.jp/
事実に基いて作られているようで、政府からも圧力がかかっているらしい。
証拠としては弱いかと思うが、ヒットしているにもかかわらず栃木県ではムービックスとフォーラムの2軒だけ、
それも変な時間帯のみな上に上映本数も削られてしまっているようだ。
内容は政府の圧力に反して事実を追う女性新聞記者と内閣府に異動となった役人の物語とだけ書いておこう。
今の政府の黒さの触りだけを知っている者としては、この人たちがいつ消されてしまうのか常に緊張感のつきまとう映画だった。
(実際は映画館でどうぞ)
併せて、氷山の一角を僅かに洗い出した映画だとは思ったけど、これが更に追及してしまったりしたら、
検閲のようなものに引っかかるなりで、映画上映とまではいかなかったのだろうなあとも思う。
いつまでこの映画が上映されるか、TVで放送されるようになるか、ブルーレイ化されるか、興味は尽きない。
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