昨夜の強風にも関わらず、かつロープも張っていないのに、何事もなかったかのように朝を迎える。
夜中ペグを打つ音が聞こえてたりするくらい風が強かったけど、
とりあえずこちらはあらかじめペグだけは強めに打ち込んでおいて良かった。
朝から海が眺められるのは嬉しいけど、これから行く竜飛方面は雨降ってないかい?
でもって、こっちも雨ちらついてきたぞ。
そんな中散歩していると、昨日の風で潰されてしまったテントが…。
有料のキャンプ場に泊まるのは久々なので、炊事場とかも見てみる。
ここはまた来るのも良いな。
ん?海の上に虹が?これって幻日か?
ゆっくりしたいところだけど、休みは限りがある。竜飛に行こう。
ちらつく雨の中、路面はウェットなので慎重に行く。久々の竜飛だ。
この光景は20年前から変わらないな。
この灯台も(以下略
そう言えば、昔竜飛に初めて来て撮ったのもオリンパスのカメラでだった。
富士には月見草がよく似合うようだけど、竜飛にはオリンパスブルーがよく似合うかもしれない。
分かりにくいけど、北海道も見える。この悪天候の中での僥倖だ。下北ももちろん見えていた。
この蛸足もまだあったんだ。懐かしくて涙が出そうな。
できれば、そこから青森市→奥入瀬渓流→弘前→鯵ヶ沢と行きたいところだったけど、
休みの制約が大きい。そのまま南下して秋田を目指す。
青森と秋田の県境に流行っていなさそうな店があったかな。もう1時半を軽く越えている。入ってしまおう。
で、ここで致命的なミス。とにかく呼ばれない&モノが来ないのだ。
スピード重視で入った店だったのに、店を出ることができたのは、なんと3時手前。
ちなみに頼んだのは海鮮丼とノンアルビール。正直ショボい。これは次はないな。
昨日の十三湖のしじみラーメンは↑のセットの半額以下だけど、満足度はそれなり。
まあ、十三湖来たら食べたくなるものだけどね。
秋田からは線状降水帯で土砂降り。ツーリングに出る前の降水確率は10%だったかなと思うけど仕方ない。
何だかなあと思うのが、秋田と庄内ナンバーのDQN。
物凄く遅く走っていて、避けていかれると急にアクセルを踏み込んで追いかけてくる。
こちら日本全国に近く走っているけど、これをヤラれるのは上記の2ナンバーくらいか。
原ちゃりでも普通に避けられるくらいだから、その遅さは想像に難くはない。
「こら基地外だ!」と思ったのが、あまりに遅い軽を、こちらも原チャリで遅いものだから譲り車線を走って、
それでも抜いてしまったときに、その軽が一気に加速してこちらの前に入ってきて、
何を思ったのか運転席のドアを開けてこちらを睨みつけてきたのだった。
道路上でドアを開けるのは頭がオカシイ人しかしないのは言うまでもないけど、
まさか走りながらドアを開けて完全に前を見ないで走るとか、狂気の沙汰でしかない。
ギョッと見てしまったのが、山姥のような鬼婆のような感じだったので、現実であったかどうかは今となっては不明。
雨の中バラバラになったポールでテントを建てるのも面倒なので、今日は鶴岡まで南下して、ビジネスホテルにお泊り。
本日の走行距離:385km。