最後のCore i

774RR

2023年10月20日 22:16

この前intel Core iの14代目Raptor Lake Refreshが発売となったけど、これは売れる気がしない。
大きな理由は3つ。1つは、13代目Raptor Lakeの焼き直しに過ぎないこと。
i9はクロックを伸ばしただけ、i7でコア数を増やしたけど、
致命的なのがどちらもアーキテクチャに変更はなく、消費電力もかなり増えていそう。
チップセットも600番700番台のものをBIOSUPでそのまま使えるらしいし。
Coreの中で一番大きな変更は12代目Alder Lakeじゃないかと思う。
プロセスを微細化して、PコアEコアと高負荷向け低負荷向けと役割を持たせたのは大きいかなと思う。

2つ目はCore「i」がなくなることだ。これは車とかでも同じじゃないかな。
モデル名が消えることが分かっているのに、買うのは躊躇われることかと思う。
モノ自体は陳腐化する訳ではないにしても、現行モデルではなくなるとなると、何となく古臭く感じてしまう訳だ。
名前だけでなく、今度出るMeteor Lakeが革新的のようで、それを待つ人は多そうな気がする。

3つ目は意外に高いということ。
ライバルのRyzenが良さそうで、対抗馬として繋ぎの焼き直しを出さざるを得なくなったところなのだろうけど、
モノにそこまでの魅力がない場合は価格で勝負となりそうなところ、
円安とかコストプッシュ型のインフレとかで13代目より僅かに高いくらい。
であれば、ほとんどモノが変わらず在庫処分で下がることが見込まれる前の世代のものをgetしようとする人は多いんじゃないかな。

適正かなと思えるような感じになったら、いっても良いかもね。


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