岩と雪の殿堂剱岳1
連休に夏休みを繋げて剱岳へ。とは言え富山は遠い。1日は移動日で前泊となる。
宿泊地は墓ノ木キャンプ場。ここは簡易とは言え、清掃の行き届いた様式トイレがあり、水場と炊事場が完備。
指定のゴミ袋があればゴミ捨て場もあるという、至れり尽くせりのキャンプ場。さらに予約不要で広く、無料という良いことずくめ。
今回もまた天候が良くないので、1日を潰し宇奈月温泉へ。
スキー場跡地で上へ上へと車で行けるが、何となく不安になる。
富山側から入ると、ここ高山駅が始発点となる。
室堂までは湿地帯を眺めながらバスで移動。室堂から雷鳥沢キャンプ場まではスニーカーでも行けるよく整備された路。
有名なみくりが池。天気が良く、風がなかったら写りこみが綺麗だっただろう。
ここまでは登山の装備はいらないので、ギター?を持ち込んで歌っている人も。
雷鳥沢キャンプ場。登らなくても、ここでキャンプもまた贅沢だ。
雷鳥坂はそこそこの登り。装備が重い。
剣御前小屋へは意外なくらい呆気なく着く。
そこで食事をとり、レイン用の上下に着替える。
霧雨からいつの間にかそれなりの雨になっていた剣沢キャンプ場。
着替えておいて正解。そこで話をした若いグループは、剱山荘に泊まるそうだ。それも正解だと思う。
こちらはキャンプ2泊を選択。濡れているものと、濡らしてはならないものとに分けてテントの中でのんびり。
残念だったのは、満タンに充電していたハズの音楽を聴くものの充電がなくなっていたこと。
楽しみの一つだったものが消え、それは267gのただの重りと化したことだった。
とりあえず剣沢小屋で水とビールを買い、テントに戻る。食事の準備をして飲んでいると、予想通り雨は晴れてきたようだ。
ようやく見えた。明日はこの頂上へ行く。
2に続く。
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