5時くらいから外人さんが騒いでいた。それでテントから顔を出してgood morningと声をかけた。
外人さんは驚いて何も言わずに行ってしまったようだ。
こんな所に泊まっているとは思わなかっただろうね。
目の前にはジャンダルム、右側に穂高、左奥には槍まで見える。
絶景ですな。
1日目の夜に予報が外れて雨が降ったものの、今日は予報が当たったか晴天。
ジャンダルムの手前までは重いザックが大きく難易度は高めだと思ったけど、
ジャンダルム自体は荷物をデポしていけるので、意外なくらいにあっさり。
雲海だね。
ジャンダルムの天使。
穂高岳山荘も見えた。
さて、今回の旅で危険個所は穂高まで。
足場はこんな感じ。
これは穂高に見えて、偽穂高。
ここからが今回の旅の本当の肝。
馬の背は、このエッジの部分を登っていく。
3点支持で基本に忠実に登れば何とか行ける。
お、足場がある。これなら一息ついて写真が撮れる。
振り返ってみると、撮影とかしてる。youtuberかな?
とりあえずクリア。こんな所歩いてきたんだなあ。
穂高山頂で滋賀県からのPTさん達と登頂の感動を分かち合う。
天狗のコルから来たことを言うと、驚いて「ジャンダルム先生」の称号をいただいた。
彼らも今日は涸沢泊まり予定で、涸沢岳に行くか迷っているらしい。
馬の背までは行けそうか聞かれたので、その手前までなら普通に行けると思うことを伝えて、こちらは穂高岳山荘へ。
涸沢岳もクッキリだけど、これ登っても真っ白になるかも。
小屋では涸沢ヒュッテでバイトしているという大学生とお話。
涸沢では水が枯れているようだけど、ペットボトルは大量に荷揚げしたので売切れることは絶対にないとのこと。
お、涸沢が見えた。
綺麗な小屋だ。ここにテント張るのも良いんだよなあ。
小屋の中。ん?なんかHさんに似てるな。まさかね。と思ったら「774さんですか?」
那須岳で最近見ないと思っていたら、まさかここで出会うとは。Hさんも涸沢に泊まるらしい。
と、ここでまさかの雨。予報は完全に外れたようだ。
ザイテングラート?晴れてさえいれば、単なる登山道。
名前は付いているものの、一般登山道と変わらない難易度かね。
ようやく雨あがってきたかな。
石畳のような階段が濡れて、先ほどのザイテンより滑って難易度は上なような?
久々石でなく砂の上にテントを張ろう。
涸沢はヒュッテと小屋があって、小屋の方が少し豪華。
ヒュッテがおでん、小屋がモツ煮が有名と聞いたけど、ヒュッテでおでん売り切れだったので、こちらで。
ついでに地酒とおでんも。山の上だと割高だけど、反則級に美味いから、つい頼んじまうんだよなあ。
本日の歩数:10,193歩。