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2018年11月06日

15年ぶりくらいのマスツーリング

某赤男爵の店内で、ずっと気になるものがあった。
Go!ツーリングだったか、ショップ主催?のツーリングイベントのポスターだ。
実はマスツーリングはある種の戒めのようなものがあり、長い間参加はしたことがなかった。
(基本的に高速道路を使わずに1日3~500kmを走ってしまうので単独行ということもある)

8:00に赤男爵宇都宮北店集合。現地で若干面食らった。台数が多い。1,2,3,・・・17台か。
ざっと見させてもらう。これ、意外に一番のベテランは僕だな。
ん?このホーネット900とZRXは速そうだ。更に意外だったのが、赤男爵のツーリングなのにSSが1台しかいなかったことだ。
(そのZRXのオーナーさんも、買ったばかりとのことで、端まで使われたタイヤは買ったときからそうなっていたとのことだった)
昔参加していたメンバーの飛んでいたことがこれでも分かる。

「おはようございます」
また意外だったのが、リーダーが女性の方だったことだ。
女性目線で心遣いの届いたツーリングがコンセプトだそうだ。
霧降で10,000rpm以上回して走ることが多かった気がするので、たまにこういったツーリングらしいツーリングも良い。

まず宇都宮から日光清滝まで高速でのんびり。
もう時効だろうから書くけど、昔RSVで走っていたときの半分以下の巡航速度だ。
それもこのバイクに乗り換えたこともあり、意外に快適で気持ちが良い。
この道は向こうに見える日光の山々が良く、この時期は植えられた紅葉がまた綺麗。
だけど、予想以上に寒い。高速を降りていろは坂手前の気温計は4度となっていた。

そういえば、このメンバーのほとんどはETC装備のようだった。
止まらずすんなり行けるのは羨ましい。けど、僕は特にバイクでは高速はほぼ使わないので、買うのはもったいないな。

この先のコンビニでグループ分けが行われる。
若干飛ばすうさぎちゃんチームとのんびり行くカメさんチームだ。
今回は飛ばさず景色を堪能することを目的にしていたので、カメさんチームに入れてもらった。
紅葉が残っていて、素晴らしい景色を堪能しながら走れた。
リーダーさんはペース配分を気にしていたようだ。僕にとっては申し分ないペースだ。
と言うのも、このペースでも景色を楽しめるし、この1.5倍以上のペースでも普通に着いていけるので、
極端な話、どのペースでも僕には楽しめるのだ。
「僕には凄く良いペースですが、どのペースでも楽しめるのであまり参考にならないかもしれませんよ」
後ろから見ていたけど、うさぎちゃんチームでも先頭集団以外なら抜いていけるペースのようだった。
とは言え、カメさんチームに入れてもらっているので、リーダーを抜いて行くことはしない。

快適な道(一部滞りあり)を抜け、道の駅で休憩。

なかなか良いロケーションで、人が多い。
それとおもしろいのが、通常はトイレは女性用が混んでいて、男性用は空いているものだけど、今回はそれが逆。
ツーリングライダーさんだね。

そこから谷川岳手前の食事処を目指す。
(当初予約していた店はご飯が足りなくなったとのことで、リーダーさんが別の店に電話をして予約を入れてくれていた。
本当リーダーさんの気遣いには頭が下がる。)

うーん。眠い。眠いのは僕だけではなかったようだ。
食事が終わってから、メンバーの1人がバイクの上で熟睡しているようだった。
・・・なんて器用な。彼は普段仕事で鉄塔の上にいるらしい。バランス感覚が秀でているのだろう。

時間がおしていることもあり、そこから赤城山の方まで高速で移動することとなった。
そこで水を得た魚のようになっていたのがCBR1000RRに乗った兄ちゃんだった。
スピードを落としたり、一気に加速したりして遊んでいるようだった。
見ていて思った。やはり馬力では足元にも及ばないな。ブルターレで6速のまま全開にしても、全く速度が乗ってくれない。
前に乗っていたZX-12Rのどこからでも力強く加速するのとは違うようだけど、CBRの何と軽やかに速度を乗せていくことか。
加速勝負、直線勝負ではとてもじゃないけど勝ち目はないなと思った。
それは昔CBR929RRに乗っていたから知ってはいたけど、1000RRはその加速を思い出させてくれていた。
(実際20馬力くらい差があるようだけど、そこまでの差は感じなかった。
これも時効だろうから書くけど、普通に250km/h overでも余裕があったしね。)

赤城の辺りで降りて、からっ風街道?に入る。
ここでうさぎちゃんチームに入れてもらうことにした。
けど、出遅れたようだ。うさぎちゃんチームが全員出てから、信号2つ分くらい?待ってから出ることになる。
何台かを抜いて行くけど、先頭集団には追い付けないようだ。まあ良い。
今回は飛ばす気はない。けど、美味しい回転域は使おう。
ギヤを上げずに速度を控え目にして馬力だけ使う。ガバっとアクセルを開け、一気にエンジンを回す。
7,000。良い感じだ。9,000。トルクが薄いからか、前に前にという感じではないけど、なかなかエキサイティングだ。
12,000。この辺りからはフロント周りが若干暴れだす。良いねえ。これがストリートファイターか。
13,000辺りで頭打ち。というのも、次のコーナーが来るのが大抵この辺り。
一気にフルブレーキでサスを沈めて、旋回と共に開けていく。
国産SSのように洗練された走りではないとは思うけど、この暴れる感じを御していくのが
ストリートファイターのおもしろさにあるような気がする。

楽しいルートを抜け、また日光から高速で宇都宮へ帰る。
「日光口SAでお疲れ様しますので」
んー。日光口ってどの辺りだろう?普通に右側を走ってしまったのが失敗だった。
ん?ハーレーのおっちゃんが停まってる?んん?日光口SA??ああああああああ。
メンバーのおっちゃんに手を振り、そのまま通過。「とりあえず赤男爵行くか」
たぶん誰かしらは戻ってくるだろう。その近くに住んでいるというR25の兄ちゃんは寄ってくれるか?

と、皆来た。そこでラインのグループにも入れてもらった。
次回は12月の予定らしい。また楽しみが増えたようだ。  


Posted by 774RR at 22:45Comments(0)バイク