2019年10月28日
再び那須モータースポーツランドへ
某赤男爵主催の外車試乗会へ。
http://nasumsl.redbaron.co.jp/service/foreign.html
この試乗会は試乗車の置いてあるパドックに並び、先導付きで3周コースを周り次の人と交代する。
外車の方は全部で20人ほどくらいしかいないようだ。となると、不人気車種は待たずに試乗できる。
ただ、ここで致命的な情報が。一番楽しみにしていた、アプリリアのRSV1000Rファクトリーが今回試乗できないらしい。
今乗っているVTR1000SP-1と比べてみたかったのだけど、仕方がない。まあ、外車だからトラブルは付き物。

まずは大本命のMVアグスタF4RR。まさかのRR。これはテンションが上がらない訳はない。
日本車に近いとも言われるだけあって、僕にとっては今回試乗させてもらった中で一番乗りやすくこなしやすかった。
デザインも音も操舵感も全てにおいて僕好み。ポジションは意外なくらいに楽。
タンブリーニデザインのF4RRがハンドルが遠く、前傾がキツく攻撃的なものだったけど、
現行型は相当ユーザーフレンドリーになっているように感じた。
ただ、あの青をイメージカラーとした液晶メーターは好みが分かれるところか。
それからやはり故障が気にかかるところ。これが国産で出してくれていたら、迷うことは一切なかっただろう。
今回ハーレーは3機種。XR1200、FXDL、XLだったか。共通して言えることが、鼓動感が凄いことだ。
あの鼓動や音はハーレー特有のもの。これは魅力。だけど、裏返せば振動で疲れやすいということにもなる。
今回の試乗会では後ろに他の客がいないことを確認して、のんびり走ってみた。サーキットなのに。
飛ばす気がなくなる、そんなバイクだった。まだエンジンを回して走るのが楽しいので、僕にはまだ早い機種だろう。
それから、いつかはハーレーとは思うものの、憧れているのはFL系でそれとかVrodとかがなかったのは少々残念だった。
ちなみにアメリカンは全く乗り慣れていないので、アメリカンを乗った時に一番下手だったのは僕だったかとは思う。
軽快に感じたのがKTM。DUKEは690も990も重さを感じさせないような感じだった。
ジャンルは異なると思うけど、ブルターレに若干似ているかのようにも感じた。
意外に好印象だったのが、トライアンフのスプリントGT。
一見デカいように見えるけど、実際に乗ってみると意外とジャストサイズ。
重さは実際にはあるだろうけど、バランスが良いのかあまり感じさせずに、軽く振り回せる。
ZX-12Rに似た感じはあるけど、それよりもやや軽く感じた。
今回の試乗はほとんど回せないものだけど、それでも馬力がないように思えたので、
それで使い切れるようにも思え、軽く振り回せるように感じたのかもしれない。
独特な世界を作っていたのがドゥカティ。
ドゥカは外車のSS系を乗っている人達の定番といったイメージがあり、所有することは念頭になかったけど、
実際に乗ってみて何故定番なのかが分かった。
モンスターS4?であってもストリートファイターであっても、エンジンに勢いがある。
パッケージングが良くできている。
アグスタと見比べてしまうと、質感やデザインに(個人的には)負けてしまう部分があるかもしれないけど、
1つのモデルとして完成度が非常に高い。それでいて手強さも残してある。「乗れるものなら乗ってみろ」とバイクが言っているようだ。
特に最後に試乗させてもらった749Rは、今回試乗させてもらったバイクの中で、
唯一SP-1よりも乗り手を選ぶのでは、と思ったくらいだ。
一見似たようにも見えるF4とドゥカのスーパーバイク。方向性は真逆だったようだ。
個性的だったのがモトグッチのV7。だけど、これが意外に乗りやすい。回していないので個性を感じるのが難しかったけど、
遠いハンドルや膝の曲がりの強いステップ位置など、走りを意識した造りだ。
けど、これは雰囲気を楽しむバイクだろう。力感がまるでない。このバイクで速く走れる人は上手い人のように思う。
衝撃だったのがBMWのS1000RRだ。
F800とかK1200とかボクサーエンジンがためか、極低速域で左右にふらつくなあと印象に残ったものはあった。
けど、衝撃を受けるほどになったのはS1000RR。
アシンメトリーデザインは個人的にはあまり好きではないけど、このバイクは速いと直感的に思った。
まずポジション。749Rほどキツくはないけど、SP-1並かそれに近いくらい。
それから特筆は低速域からの(今回の試乗では低速域のみだけど)加速の力強さ。
それにコーナーを何でもなく駆け抜けていくスタビリティ。
これはSP-1のコーナーリングの鋭さに直線の力強さをプラスしたと言っても過言ではないのかもしれない。
外車の中で唯一と言って良いくらいにリセールバリューが良いと聞くけど、確かにそうなのかと思った。
たっぷりと試乗させてもらって、やはり所有したいのはF4とは思ったけど、故障とかを考えたり、
ガンガン走りに使えてそれでいて満足度が高いとなると、今のSP-1なのだろうとも思った。
次のホンダのV4SSが出るか、またエンジンが逝ってしまったりするまではSP-1を楽しもう。
http://nasumsl.redbaron.co.jp/service/foreign.html
この試乗会は試乗車の置いてあるパドックに並び、先導付きで3周コースを周り次の人と交代する。
外車の方は全部で20人ほどくらいしかいないようだ。となると、不人気車種は待たずに試乗できる。
ただ、ここで致命的な情報が。一番楽しみにしていた、アプリリアのRSV1000Rファクトリーが今回試乗できないらしい。
今乗っているVTR1000SP-1と比べてみたかったのだけど、仕方がない。まあ、外車だからトラブルは付き物。
まずは大本命のMVアグスタF4RR。まさかのRR。これはテンションが上がらない訳はない。
日本車に近いとも言われるだけあって、僕にとっては今回試乗させてもらった中で一番乗りやすくこなしやすかった。
デザインも音も操舵感も全てにおいて僕好み。ポジションは意外なくらいに楽。
タンブリーニデザインのF4RRがハンドルが遠く、前傾がキツく攻撃的なものだったけど、
現行型は相当ユーザーフレンドリーになっているように感じた。
ただ、あの青をイメージカラーとした液晶メーターは好みが分かれるところか。
それからやはり故障が気にかかるところ。これが国産で出してくれていたら、迷うことは一切なかっただろう。
今回ハーレーは3機種。XR1200、FXDL、XLだったか。共通して言えることが、鼓動感が凄いことだ。
あの鼓動や音はハーレー特有のもの。これは魅力。だけど、裏返せば振動で疲れやすいということにもなる。
今回の試乗会では後ろに他の客がいないことを確認して、のんびり走ってみた。サーキットなのに。
飛ばす気がなくなる、そんなバイクだった。まだエンジンを回して走るのが楽しいので、僕にはまだ早い機種だろう。
それから、いつかはハーレーとは思うものの、憧れているのはFL系でそれとかVrodとかがなかったのは少々残念だった。
ちなみにアメリカンは全く乗り慣れていないので、アメリカンを乗った時に一番下手だったのは僕だったかとは思う。
軽快に感じたのがKTM。DUKEは690も990も重さを感じさせないような感じだった。
ジャンルは異なると思うけど、ブルターレに若干似ているかのようにも感じた。
意外に好印象だったのが、トライアンフのスプリントGT。
一見デカいように見えるけど、実際に乗ってみると意外とジャストサイズ。
重さは実際にはあるだろうけど、バランスが良いのかあまり感じさせずに、軽く振り回せる。
ZX-12Rに似た感じはあるけど、それよりもやや軽く感じた。
今回の試乗はほとんど回せないものだけど、それでも馬力がないように思えたので、
それで使い切れるようにも思え、軽く振り回せるように感じたのかもしれない。
独特な世界を作っていたのがドゥカティ。
ドゥカは外車のSS系を乗っている人達の定番といったイメージがあり、所有することは念頭になかったけど、
実際に乗ってみて何故定番なのかが分かった。
モンスターS4?であってもストリートファイターであっても、エンジンに勢いがある。
パッケージングが良くできている。
アグスタと見比べてしまうと、質感やデザインに(個人的には)負けてしまう部分があるかもしれないけど、
1つのモデルとして完成度が非常に高い。それでいて手強さも残してある。「乗れるものなら乗ってみろ」とバイクが言っているようだ。
特に最後に試乗させてもらった749Rは、今回試乗させてもらったバイクの中で、
唯一SP-1よりも乗り手を選ぶのでは、と思ったくらいだ。
一見似たようにも見えるF4とドゥカのスーパーバイク。方向性は真逆だったようだ。
個性的だったのがモトグッチのV7。だけど、これが意外に乗りやすい。回していないので個性を感じるのが難しかったけど、
遠いハンドルや膝の曲がりの強いステップ位置など、走りを意識した造りだ。
けど、これは雰囲気を楽しむバイクだろう。力感がまるでない。このバイクで速く走れる人は上手い人のように思う。
衝撃だったのがBMWのS1000RRだ。
F800とかK1200とかボクサーエンジンがためか、極低速域で左右にふらつくなあと印象に残ったものはあった。
けど、衝撃を受けるほどになったのはS1000RR。
アシンメトリーデザインは個人的にはあまり好きではないけど、このバイクは速いと直感的に思った。
まずポジション。749Rほどキツくはないけど、SP-1並かそれに近いくらい。
それから特筆は低速域からの(今回の試乗では低速域のみだけど)加速の力強さ。
それにコーナーを何でもなく駆け抜けていくスタビリティ。
これはSP-1のコーナーリングの鋭さに直線の力強さをプラスしたと言っても過言ではないのかもしれない。
外車の中で唯一と言って良いくらいにリセールバリューが良いと聞くけど、確かにそうなのかと思った。
たっぷりと試乗させてもらって、やはり所有したいのはF4とは思ったけど、故障とかを考えたり、
ガンガン走りに使えてそれでいて満足度が高いとなると、今のSP-1なのだろうとも思った。
次のホンダのV4SSが出るか、またエンジンが逝ってしまったりするまではSP-1を楽しもう。