2019年11月25日
ツッコミ処満載の伊香保道中
親の誕生日祝いの代わりに、伊香保温泉の旅のプレゼントに。
新潟や草津や房総なども選択肢にあったものの、この寒気と雨と距離から伊香保となった。

選んだのはホテルニュー伊香保。何やら見覚えがある風景だ。

ロビーの風景。2Fのロビーにはニューファミコンが、1Fの温泉へと繋がるゲーセンにはnintendo64が。

有名な石段からは若干離れるため、車で送迎してくれる。
「電話くれたら送迎時間関係なく向かいますよ」うん。どう見ても客がいない、改め、ホテル側の心遣いに感謝。

まあ、この雨だし仕方ないだろう。

部屋で群馬の地酒が呑みたいと買いに行ったときだった。ものの10分ほどだっただろうか。
傘立てに刺しておいた僕の傘はなくなっており、下に微妙に似た骨の折れた傘が頃がっていた。
「あー、持ってかれちまったわ」「間違って持っていったかもしれないから、とりあえず店に伝えとこうか」
盗まれたにしても、置いてあった傘を僕が持っていってしまっては、結局次に盗まれる人ができるだけだ。
不幸中の幸いだったことに、僕は上だけはレインウェアを着ている。ある程度なら大丈夫。
問題は、そこにいた部外者だ。「持っていっちゃったものは仕方ないでしょう」
はい?
彼の料簡の中では、傘を盗まれた被害者がこの雨に打たれながら帰るしかないといったものの想定は一切できないらしい。
親の誕生日祝いにと来た中で、子が盗難に遭い結果濡れて風邪をひいたりと心配させてしまうことをこちらが懸念していた
ということまでは、さすがに個別の事情であったため慮ることは無理に近しいだろうことは分かるけど、
一般的に考えうる常識的なものさえも彼には考えが及ばなかったのかもしれない。
そこまで簡単なことも分からないということはとてもあり得る話ではないかのように思えたため、
僕にはその彼は窃盗団(笑)の一味にさえ思えてしまうのであった。
(こんな感じには書いているけど、実際はネタの提供ありがとうな感じで面白おかしくきています)

石段を満喫して、ホテルに戻ってから温泉に入ると、記憶が蘇る。
このホテルは、数年前ZX-12Rに乗っていたときにお世話になったところだ。
そのときもやはり雨。伊香保で最も勾配のキツいと言われる坂で雨でスリップして立ちごけをしてしまったときに、
助けに来てくれて、雨の中交通整理をしてくれていた受付の女性の方を今でもよく覚えている。
当時まだ20代だっただろうか。てきぱきと動いてくれて当時感動したことを思い出していた。
今だと30歳手前くらいになるだろうか。残念ながら高齢のスタッフしか今はいないようだった。
温泉の後で食事。肉の白身の部分を削って楽しく食事をいただき、部屋に帰ると湯呑にカメムシが。
山の中だし出るのはあるだろうけど、湯呑の中にいるのは珍しい。
そっと蓋をして、先ほどの地酒を飲むためのお猪口を届けてもらうためフロントにお願いして、
そちらを持ってきてもらうついでに持って行ってもらおう。
「すみません、湯呑の中にカメムシが入っていまして、申し訳ないのですけど…」
「ん?持ってけって言うの?」(誇張やデフォルメ化していません。そのままの会話です)
…(゚д゚)ポカーン
「ウン」『はい』とも言えず、『ウン』と言っていたね。
ちなみにポカーンは僕と親と2人。一般的には、虫が相手だしホテル側に非はないにしても
『(気を害されて)申し訳ありません、すぐにこちら下げさせていただきまして、代わりの湯呑をお持ちいたします』
となるのだけど、ん?持ってけって言うの?は全くの想定外だった。
親は若干ムッとした感じはあったかもしれないけど、こちらはあり得ないネタを提供してくれたことにある意味感謝。
そして布団が煎餅。こうしたものは慣れているので、こちらは押入れから掛け敷き布団を取り出して対処。
一応親にも言ったけど、親はそのまま寝てしまったよう。失敗した。無理にでも使わせるべきだった。
煎餅でも2枚重ねると、それなりに効果はあるのだ。
チェックアウトの際。
「ビール2本で2万648円ですね」「はい?カード決済済ですよ」「え?すみません、確認いたします」
あ、この人は『すみません』言えるんだ。店員さんは高齢の方か海外の技能実習生の方のどちらかだった。
某与党では『1億人総活躍社会』を標榜しているようだけど、どう福祉的に贔屓目に見ても、
現実的に高齢者は脳が委縮したり等で現役世代並に仕事を処理することは不可能に近い。
それに技能実習生にしても、それがモニター等であればいざ知らず、バブル期のようではないにしても、
仮にもそれなりの金額を払って貴重な余暇を楽しみに来ているのだから、
客としては実習生の慣れない頑張りを求めている訳ではない。
こことはまた別だけど、かつて行きつけの寿司屋で実習生を使うようになってしまっていた。
前は寿司屋と言えば、下働き等で数年の下積みがあって、
それを経ることでようやく握らせてもらえるようになっていったとかの話をよく聞いていた。
今ではその下積み期間を飛ばして実習生に握らせてしまっているようで、
出てくるものが硬く握り締められたライスボールの上に干からびたネタが乗っかって客に出されるという構図ができてしまっている。
これも某現与党の規制緩和のためなのだろうけど、泥酔がやばいので次回に続く。
新潟や草津や房総なども選択肢にあったものの、この寒気と雨と距離から伊香保となった。

選んだのはホテルニュー伊香保。何やら見覚えがある風景だ。

ロビーの風景。2Fのロビーにはニューファミコンが、1Fの温泉へと繋がるゲーセンにはnintendo64が。

有名な石段からは若干離れるため、車で送迎してくれる。
「電話くれたら送迎時間関係なく向かいますよ」うん。どう見ても客がいない、改め、ホテル側の心遣いに感謝。

まあ、この雨だし仕方ないだろう。

部屋で群馬の地酒が呑みたいと買いに行ったときだった。ものの10分ほどだっただろうか。
傘立てに刺しておいた僕の傘はなくなっており、下に微妙に似た骨の折れた傘が頃がっていた。
「あー、持ってかれちまったわ」「間違って持っていったかもしれないから、とりあえず店に伝えとこうか」
盗まれたにしても、置いてあった傘を僕が持っていってしまっては、結局次に盗まれる人ができるだけだ。
不幸中の幸いだったことに、僕は上だけはレインウェアを着ている。ある程度なら大丈夫。
問題は、そこにいた部外者だ。「持っていっちゃったものは仕方ないでしょう」
はい?
彼の料簡の中では、傘を盗まれた被害者がこの雨に打たれながら帰るしかないといったものの想定は一切できないらしい。
親の誕生日祝いにと来た中で、子が盗難に遭い結果濡れて風邪をひいたりと心配させてしまうことをこちらが懸念していた
ということまでは、さすがに個別の事情であったため慮ることは無理に近しいだろうことは分かるけど、
一般的に考えうる常識的なものさえも彼には考えが及ばなかったのかもしれない。
そこまで簡単なことも分からないということはとてもあり得る話ではないかのように思えたため、
僕にはその彼は窃盗団(笑)の一味にさえ思えてしまうのであった。
(こんな感じには書いているけど、実際はネタの提供ありがとうな感じで面白おかしくきています)

石段を満喫して、ホテルに戻ってから温泉に入ると、記憶が蘇る。
このホテルは、数年前ZX-12Rに乗っていたときにお世話になったところだ。
そのときもやはり雨。伊香保で最も勾配のキツいと言われる坂で雨でスリップして立ちごけをしてしまったときに、
助けに来てくれて、雨の中交通整理をしてくれていた受付の女性の方を今でもよく覚えている。
当時まだ20代だっただろうか。てきぱきと動いてくれて当時感動したことを思い出していた。
今だと30歳手前くらいになるだろうか。残念ながら高齢のスタッフしか今はいないようだった。
温泉の後で食事。肉の白身の部分を削って楽しく食事をいただき、部屋に帰ると湯呑にカメムシが。
山の中だし出るのはあるだろうけど、湯呑の中にいるのは珍しい。
そっと蓋をして、先ほどの地酒を飲むためのお猪口を届けてもらうためフロントにお願いして、
そちらを持ってきてもらうついでに持って行ってもらおう。
「すみません、湯呑の中にカメムシが入っていまして、申し訳ないのですけど…」
「ん?持ってけって言うの?」(誇張やデフォルメ化していません。そのままの会話です)
…(゚д゚)ポカーン
「ウン」『はい』とも言えず、『ウン』と言っていたね。
ちなみにポカーンは僕と親と2人。一般的には、虫が相手だしホテル側に非はないにしても
『(気を害されて)申し訳ありません、すぐにこちら下げさせていただきまして、代わりの湯呑をお持ちいたします』
となるのだけど、ん?持ってけって言うの?は全くの想定外だった。
親は若干ムッとした感じはあったかもしれないけど、こちらはあり得ないネタを提供してくれたことにある意味感謝。
そして布団が煎餅。こうしたものは慣れているので、こちらは押入れから掛け敷き布団を取り出して対処。
一応親にも言ったけど、親はそのまま寝てしまったよう。失敗した。無理にでも使わせるべきだった。
煎餅でも2枚重ねると、それなりに効果はあるのだ。
チェックアウトの際。
「ビール2本で2万648円ですね」「はい?カード決済済ですよ」「え?すみません、確認いたします」
あ、この人は『すみません』言えるんだ。店員さんは高齢の方か海外の技能実習生の方のどちらかだった。
某与党では『1億人総活躍社会』を標榜しているようだけど、どう福祉的に贔屓目に見ても、
現実的に高齢者は脳が委縮したり等で現役世代並に仕事を処理することは不可能に近い。
それに技能実習生にしても、それがモニター等であればいざ知らず、バブル期のようではないにしても、
仮にもそれなりの金額を払って貴重な余暇を楽しみに来ているのだから、
客としては実習生の慣れない頑張りを求めている訳ではない。
こことはまた別だけど、かつて行きつけの寿司屋で実習生を使うようになってしまっていた。
前は寿司屋と言えば、下働き等で数年の下積みがあって、
それを経ることでようやく握らせてもらえるようになっていったとかの話をよく聞いていた。
今ではその下積み期間を飛ばして実習生に握らせてしまっているようで、
出てくるものが硬く握り締められたライスボールの上に干からびたネタが乗っかって客に出されるという構図ができてしまっている。
これも某現与党の規制緩和のためなのだろうけど、泥酔がやばいので次回に続く。
Posted by 774RR at 23:40│Comments(2)
│那須岳以外
この記事へのコメント
おはようございます
こちらの壁泊、ある意味楽しそうで(笑)
ネタとして受け止める懐の深さ、素晴らしい!
伊香保で宿泊、ご両親も嬉しかったでしょうね。
こちらの壁泊、ある意味楽しそうで(笑)
ネタとして受け止める懐の深さ、素晴らしい!
伊香保で宿泊、ご両親も嬉しかったでしょうね。
Posted by チャト
at 2019年11月26日 06:05

こんばんは。
壁泊、何気に楽しかったですよ。
懐は寒いところですが、今回出会えたお爺様方はまさにネタの宝庫でおもしろかったです。
親はハウスダストにやっつけられ気味でしたが、楽しめてもらえれば何よりです。
壁泊、何気に楽しかったですよ。
懐は寒いところですが、今回出会えたお爺様方はまさにネタの宝庫でおもしろかったです。
親はハウスダストにやっつけられ気味でしたが、楽しめてもらえれば何よりです。
Posted by 774RR
at 2019年11月26日 20:14
