2019年02月24日
リハビリ
予報、天気図を見て「この日しかない」と思っていた。いつもなら風速20mまでなら普通に行ってしまう。
だけど、今回の那須岳はほぼ1か月ぶり。さらに4日くらいほぼ寝たきりになっていたため、体力も筋力も落ちているはず。
無理はできなかった。
久方ぶりの那須岳に向かう車の中での高揚感と緊張感は、
おそらくは遠距離恋愛をしている恋人に逢いに行く感覚に似通っていたのだろう。
逸る気持ちとは裏腹に、職場での精神的な疲れからか朝起きられず、通勤ラッシュに巻き込まれ無為に時間が過ぎる。
大丸駐車場に着いたのは9:30。まあ、問題はないだろう。この時間なら三本槍まで行ける。
今日は暑いとは思ってはいたものの、それは想定以上だった。
実際は0度を上回る程度だったろうから、いつもの運動量からすれば想定通りだったとは思う。
想定外だったのは、僕の筋力の衰えの度合いだった。
だけど、今回はそれが良かったかもしれなかった。予想外の暑さにフリースを脱いでいたら、そこにいた兄ちゃんに声をかけられた。
彼は雪の時期の那須岳は初めてらしい。一緒に行くことになった。
お互いに共感しながら(山好き同士なので、それは極自然だろう)のんびり歩き、峠の茶屋に着く。雲一つない快晴だ。

それにしても雪がない。この前の気温が一気に上昇した際に融けてしまったか。

入り口の鳥居もかなり見えている。2月でこの状態は珍しいのではないだろうか。

中の茶屋跡手前から朝日岳。あまりの雪のなさに若干不安になる。

そこから少し登り、茶臼岳を見ても、やはり雪がない。

峰の茶屋から白河方面を望む。この見晴らしは相変わらず良い。

三度小屋へ降りる所から流石山を眺める。いつ見てもこの稜線は綺麗だ。冬は格別であることは言うまでもない。

通常冬は剣が峰を超えて朝日岳方面へ向かうが、今日は夏ルートのトラバースから行けそうだ。

若干霞んではいるけど、飯豊連峰方面が良く見える。ここは行ったことのある人からは称賛の声しか聞いたことがない。

樹氷も少し見ることができた。

朝日の肩から朝日岳を眺める。この白い世界が見たかった。

朝日岳に向かう路といった感じがまた良い。

朝日岳山頂から茶臼岳を眺める。

この時期は山に来る人は少なくなるが、個人的には山の最盛期のように思える。(実際は2週間前くらいがピークか)
朝日岳で今朝一緒になったKさんと食事をし、彼は熊見曽根から1900m峰へ、僕は茶臼岳を目指す。

僕は常には単独行。山に登り始めると、最初はごちゃごちゃと色々な物事が頭の中に浮かんでくる。
それがそのうちにいつの間にか消えて、そこに山だけがあるようになる。
だけど、今回ペアで登って気が付いた。そこに山だけでなく、仲間があるようになる。
山と向き合うのはさすがにソロと比べれば希薄にはなる。けど、これはこれで良い。楽しい時間を過ごさせてもらった。

見たかったものの一つ。海老の尻尾。今日は若干育ちが小さいか。

そして茶臼岳の山頂へ。

そう。あなたに逢いたかった。やっと逢えた。

帰りは一部滑って帰れる。これも雪山の楽しみに一つ。
それにしても今回は体力と筋力の衰えを痛感する山旅となった。
見積もっていた時間より2時間も多くかかっていたのだ。また来週でもリハビリに来ないとだね。
だけど、今回の那須岳はほぼ1か月ぶり。さらに4日くらいほぼ寝たきりになっていたため、体力も筋力も落ちているはず。
無理はできなかった。
久方ぶりの那須岳に向かう車の中での高揚感と緊張感は、
おそらくは遠距離恋愛をしている恋人に逢いに行く感覚に似通っていたのだろう。
逸る気持ちとは裏腹に、職場での精神的な疲れからか朝起きられず、通勤ラッシュに巻き込まれ無為に時間が過ぎる。
大丸駐車場に着いたのは9:30。まあ、問題はないだろう。この時間なら三本槍まで行ける。
今日は暑いとは思ってはいたものの、それは想定以上だった。
実際は0度を上回る程度だったろうから、いつもの運動量からすれば想定通りだったとは思う。
想定外だったのは、僕の筋力の衰えの度合いだった。
だけど、今回はそれが良かったかもしれなかった。予想外の暑さにフリースを脱いでいたら、そこにいた兄ちゃんに声をかけられた。
彼は雪の時期の那須岳は初めてらしい。一緒に行くことになった。
お互いに共感しながら(山好き同士なので、それは極自然だろう)のんびり歩き、峠の茶屋に着く。雲一つない快晴だ。

それにしても雪がない。この前の気温が一気に上昇した際に融けてしまったか。

入り口の鳥居もかなり見えている。2月でこの状態は珍しいのではないだろうか。

中の茶屋跡手前から朝日岳。あまりの雪のなさに若干不安になる。

そこから少し登り、茶臼岳を見ても、やはり雪がない。

峰の茶屋から白河方面を望む。この見晴らしは相変わらず良い。

三度小屋へ降りる所から流石山を眺める。いつ見てもこの稜線は綺麗だ。冬は格別であることは言うまでもない。

通常冬は剣が峰を超えて朝日岳方面へ向かうが、今日は夏ルートのトラバースから行けそうだ。

若干霞んではいるけど、飯豊連峰方面が良く見える。ここは行ったことのある人からは称賛の声しか聞いたことがない。

樹氷も少し見ることができた。

朝日の肩から朝日岳を眺める。この白い世界が見たかった。

朝日岳に向かう路といった感じがまた良い。

朝日岳山頂から茶臼岳を眺める。

この時期は山に来る人は少なくなるが、個人的には山の最盛期のように思える。(実際は2週間前くらいがピークか)
朝日岳で今朝一緒になったKさんと食事をし、彼は熊見曽根から1900m峰へ、僕は茶臼岳を目指す。

僕は常には単独行。山に登り始めると、最初はごちゃごちゃと色々な物事が頭の中に浮かんでくる。
それがそのうちにいつの間にか消えて、そこに山だけがあるようになる。
だけど、今回ペアで登って気が付いた。そこに山だけでなく、仲間があるようになる。
山と向き合うのはさすがにソロと比べれば希薄にはなる。けど、これはこれで良い。楽しい時間を過ごさせてもらった。

見たかったものの一つ。海老の尻尾。今日は若干育ちが小さいか。

そして茶臼岳の山頂へ。

そう。あなたに逢いたかった。やっと逢えた。

帰りは一部滑って帰れる。これも雪山の楽しみに一つ。
それにしても今回は体力と筋力の衰えを痛感する山旅となった。
見積もっていた時間より2時間も多くかかっていたのだ。また来週でもリハビリに来ないとだね。
Posted by 774RR at 01:05│Comments(0)
│那須岳